海洋の広場(過去ログ2003)

ホームに戻る

日本海洋学会春季大会

発表予定で準備をしておりましたが、指導教官と協議の結果
今回は発表をしない事になりました。皆さんは発表されますか?

筑波に行きたいなぁ。


メールマガジン「海の関係者」
本WEBページのリンク集からもリンクしている「海と旅」の管理人
ひ〜さんが、メールマガジンを発行しています。海関連の学会の告知
など情報満載です。興味のある方は登録してはいかがでしょうか?

http://www.geocities.co.jp/Technopolis/9303/


宇野木先生の講演
日 時:12月 17日(水) 15:40〜
場 所:東海大学清水校舎8238教室
講演者:元東海大学海洋学部教授・元理化学研究所主任研究員
     宇野木 早苗先生
発表タイトル:「河川のダムが内湾の環境と漁業に与える影響」

このセミナーは、物理分野に留まらず様々な分野で研究活動を
されている方々をお招きして開催しております。大学院生、
先生方はもちろん、学部生の方の参加も大歓迎ですので、
皆様の研究室の学部生の方々にも物研セミナー開催の旨を
お伝え頂けますようお願い致します。

なお、今後の予定につきましては以下のURLにおきましても
ご案内しております。是非ご覧下さい。
http://kutty.og.u-tokai.ac.jp/bukken/butuken.html


地球科学関連ホームページ
西村屋さんのWEBと相互リンク予定。
海洋を含む地球科学関連のWEBサイトのリンク集です。
一度、訪問してみてください。
http://homepage3.nifty.com/nishimura_ya/earth/

既に相互リンクしている麻紀さんのWEBサイトも海洋
関連のリンク集があります。
http://www.medianetjapan.com/2/15/government/kmaki/


ありがとうございます
さらりーまんさん
そう言っていただけるとありがたいです。
これからもよろしくお願いします。


大変役に立っております
本掲示板、大変、役に立っております。
良いHPにたどり着けたと思っております。
研究頭脳の持ち主のみなさま、
基礎的すぎて恥ずかしい書き込みを
してしまうかも知れませんが、何卒
よろしくお願い申しあげます。


お役に立てたでしょうか?
さらりーまんさん
本掲示板は,常連さんから多くの情報を得ることができると思います.
海洋関連の仕事や研究をしている人たちの情報交換の場になれば,
うれしいです.これからも,お気軽に訪問ください.


参考になります
kanazawaさん,お久しぶりです.
海水状態量関係の計算式に関するWEBページを紹介いただき感謝します.


塩分濃度
M-Daidoさん
私が使う塩分は実用塩分と呼ばれるものですから,塩分濃度とは呼ばず,
ただ塩分と呼びます.単位も付けないかもしくはpsu(実用塩分を示す)
を使います.

例の資料ですが,さらりーまんさんに送ってしまいました.図書館の
何処にあるかなどは教えますよ.時間がある時にきてください.(夜希望)

汚染物質を測るのに電気伝導度を用いるのでしょうか?


情報ありがとうございます。
早速、見に行ってみましたが、
電気伝導率から、塩分に換算される
プログラムが公開されていますね。
どうもありがとうございます。
確認してみます。
大変、感謝しております。
ありがとうございました。


海水状態量関係の計算式
自分の作ったプログラムが正しいのかどうか
確認したいのであれば、
以下のサイトのプログラムも参考になります。
http://sam.ucsd.edu/sio210/propseawater/ppsw_fortran/

プログラムそのものは信頼出来るものです。


塩分濃度と電気伝導度
HPアドレス変わったようですね。メールありがとうございます。
現在、汚染物質の拡散関係の実験をやる予定で実験装置を色々作成中です。
困ったことに定電流電源は非常に高いものばかりなので自作しました(DC)。
近いうちに、この装置のテストをやろうと考えているので、
参考にその資料今度見せてもらって良いですか?


ありがとうございます。(さらりーまん)
うみガエル様ありがとうございます。
早速メールにてお知らせいたします。
お忙しいところありがとうございます。


UNESCOの資料
さらりーまんさん、残念ながらUnesco(1966)は図書館にありませんでした。
製本の表紙にはvol.3-7と書いてありましたがvol.4(1966)は抜けていました。
Unesco(1976, 1980)はありました。塩分、電気伝導度およびKCl関連の
ページをコピーしました。表が幾つかありましたが、ご希望のものではない
かもしれません。

私宛に電子メールで住所や氏名を連絡ください、資料を送ります。


探してみます
さらりーまん様
明日は博士論文草稿の提出日なので午後に少し時間が出来ます。海洋観測指針
を見たところ、UNESCO(1980)に載っていそうですね。タイトルが
Tenth report of the Joint Panel on Oceanographic Tables and Standaeds.
です。今度は本文もチェックしてみます。見つかった場合は、また掲示板に
報告をします。もしかしたら明日よりも遅れるかもしれません。


塩分換算について
うみガエル様
早速の書き込みありがとうございます。
実は、海洋観測指針発行元の気象庁に
問い合わせを行っても、
「計算式から算出する人しかいないし、
 表は持っていない」
と言われました。
それならば、大学間系の研究期間に聞いてみようと、
早稲田の地球環境プロジェクトというところの
知り合いに聞いて見ました。回答は、
「早稲田に海洋観測に詳しい人は見つからなかった。
 海洋関係は東海大学、東京大学になる。」
という話でした。
東京大学、大学院卒業生の業務上の知り合いが居たのですが、
寿退社後、消息不明で、教えてもらうことができず。
頼みの綱は東海大学さんなんです。
お忙しいところ申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。


UNESCO
さらりーまんさん,はじめまして.
海洋観測指針を見るとpp157-5に,UNESCO(1966, 1976, 1980)ともに
Unesco Tech. Pap.が参考文献として紹介されてますね.これらの
雑誌は東海大学海洋学部の図書館にありました.

ですから,図書館で見つけるというのも手かと思います.時間が出来た時に
また表を探しに行ってみます.最近は,博士論文申請関係で忙しくて
雑誌の在庫確認しかしませんでした.(^^ゞ


どなたか教えてください。
初めて投稿します。
海洋観測に興味を個人的に持っている者です。
大変、基礎的なことすぎて恐縮ですが、
どなたか教えてください。

海水の塩分を測定する際、海洋観測指針には、
電気伝導率から塩分を算出する計算式が
記載されておりますが、
ユネスコから、既に計算されて表の形に
なった物が刊行されているとも記載されています。

計算自体は、理解しているつもりで、
実用塩分を算出することも、やってるのですが、
どうしても、ユネスコの資料と突き合わせを
行いたいのですが、どなたか、入手方法を
ご存じ無いでしょうか?


p(#^(ovo)^#)qさん、こんばんわ。
マカオは雪が降らないですよね。日本に較べれば暖かいのではないでしょうか?
日本は、寒かったり暖かかったりで、変な天気です。静岡県でも富士山などは
もう雪が降ってますよ。


寒くなりました
最近、マカオは特に寒くなりましたけど、日本も一緒?北海道にはもう雪が降るそうね?!

http://kagayakikun.com


H2Aお前もか
日本の航空宇宙産業の危機です。


海の天気予報
人工衛星(TOPEX/POSEIDON)により海面高度データが10日毎に得られる様に
なり,海の天気図に相当するものが作成できる様になりました.コロラド大学
のWEBサイトでは,地球上の任意の場所の海面高度分布をリアルタイムで
提供してます.描画ソフトはGMTなのできれいです.
http://www-ccar.colorado.edu/~realtime/global_realtime/geovel.html

こうした元データと数値モデルの同化により日本近海の黒潮流路予測の
研究が地球観測フロンティア研究システムにより進められていますが,
この度,結果の一般公開が始まるようです.
http://www.jamstec.go.jp/frsgc/jp/jcope/
今後に期待です.

アルゴ・ブイが広く展開されれば,より詳細な海の天気図が手にはいるので
さらに期待が大きいです.


10月の気温
気象庁の発表によりますと、今年の10月の世界の月平均地上気温が
観測史上最高だったとの事です。1880年以降で、です。
http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jma/press/0311/17a/10gatsu_ondo.pdf

本州南岸の11月上旬の気温も体感的には高いと思います。(^^ゞ


火星探査衛星も
火星探査衛星も調子が悪いようですね。
ロケットの打ち上げやスイングバイなどは、かなりの信頼性があるだけに
もったいないですね。


ひまわりの後継衛星
確かに不安ですね。いつまでも米国のゴーズに頼るわけにもいかないし
ゴーズ自体、古いんですよね?
ひまわりの後継衛星を受注したアメリカの人工衛星メーカーが倒産した
というのは以前聞きましたが、他で作り直したら年単位の時間がかかり
ますよね。困ったものです。

それ以前にH2Aロケットも打ち上げ延期を繰り返しているし…。


Re: ADEOS II
ひまわりの後継の運輸多目的衛星も本当に打ちあがるのでしょうか。
なんだか製造会社が再建手続きに入ったようですね。
http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jma/press/0310/12/eisei031012.pdf


ADEOS II
みどり2号、ダメなんでしょうか?


低周波ですね(^^ゞ
うみぼうずさんの書き込みのタイトルを見たら、しっかり「低周波」
ソナーって成ってますね。


ところで
新型ソナーは従来のソナーとどのあたりが違うのでしょうね?
音圧?指向性?周波数?


新型ソナーとクジラのストラディング
kanazawaさん、磯崎さん、こんばんわ。
私の書いた「大国の論理」というのが、当人の思惑とある意味
同じ方向に行ったような、違う方向に行ったような感じで、
少し戸惑っています。

まず私の立場ですが、捕鯨には賛成です。「大国」が昔、油目的に
捕鯨した大型クジラは絶滅の危機かもしれませんが、日本民族や
アラスカの少数民族が食文化として行っていた捕鯨は、制限付きで
行えばクジラの絶滅とは無縁と感じています。しかしながら「大国」
は日本には捕鯨を禁じる一方で、自国のアラスカ少数民族には捕鯨を
許しています。国際会議(下関での)でもダブルスタンダードを感じ
させる論理でした。

一方、クジラのストラディングを誘発する可能性のあるソナーですが、
対潜哨戒能力を上げなければならない敵がいて初めて意味を持ちます。
そういう意味では中国やロシアの潜水艦が相手のものであると感じました。
そういう意味ではkanazawaさんの考えとも近かったと思います。
北朝鮮は頭になかったです。かの国の潜水艦なら現行のソナーで充分と
考えました。

これらを踏まえた上で、日本に食用としての捕鯨すら禁じている
アメリカがクジラ座礁の原因かもしれないソナーを日本近海で
使うと聞き、感情的になりました。クジラを無駄死にさせるくらいなら
俺が食べてやる!と感じました。これに加えて環境保護団体の
いかがわしさ等々鬱憤がたまり先日の書き込みの雛形が出来ました。
この段階では、仮想敵国中国があるからしょうがないとも思っていた
事もあり中国の事も書こうと思いましたが、政治色が濃くなると
私のクジラへの食べ物としての思いがかすむようで、曖昧な文章に
収束しました。

この様な事を思いつつ、波風の立たない文章を書いたわけです。


なるほど
かの国とは北○○ですか。
それなら、海軍が退けなかったのもわかる気が・・・・

でも、クジラやイルカにしてみれば、人体実験か?


論理
そのさる大国の論理よりは、かの国の論理(論理があるのかどうかは疑問だが)
の方が数百倍は理解しがたく、危険だからね。
尺度を変えて考えてみる必要はあると思う。


クジラの座礁
クジラの座礁の原因に対潜ソナーが存在するというのは初耳です.
でも海の中では光よりも音の方がコミュニケーションなどに有効
な事を考えると,クジラにソナーの発する音が影響を与えても
おかしくないと思います.

日本近海に限って使用するという,大国の論理にはついていけませんね.


本当になんで〜
アメリカの環境保護団体も自国から離れれば問題ないということなのか?

なんでこうなるのという感じですね。

他の生物への影響はどうなのですか?
クジラやいるかのストラディングに要注意。


低周波ソナー
なんでそうなるかなぁー。海軍演習で鯨に被害を及ぼした可
能性のあるソナーが日本周辺に限って使用されるようです。
嫌なものが出てきたなと思っていたら、何とまぁ。

琉球新報 <対潜新型ソナー>米軍、日本周辺に限って使用へ
http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/today/031014ea.html
CNN 米軍、海中動物保護で新型水中音波機の使用停止合意
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200310140015.html

海軍演習直後に鯨のストランディングがおきたのは低周波ソナー
が原因ではないか、というレポートは、今ならネイチャーHPの
トップページに掲載されてます。

ネイチャー クジラ座礁事件の犯人はソナーか?
http://www.natureasia.com/japan/index.php


思いこみの可能性あり
もしかしたら私の同期の学生は、津波がKelvin波として伝播する
とは言っていなく、津波が岸に捕捉されて伝播すると言っていた
のかもしれませんね。その時、私がKelvin波と思いこんだのかも。

余談ですが、津波は国際公用語だと思います。"Tsunami"って
どの様な経緯で国際公用語となったのかご存じの方おりますか?

台風の命名は、有名な気象学者 岡田武松氏というのは聞いた事が
あります。それ以前は、野分けと呼ばれていたそうです。


確かに
津波の原因の地震の時間スケールを考えると津波の周期は慣性周期
よりも短そうですね。そうすると沿岸に捕捉される波動は、Kelvin波
とか陸棚波とは無関係で、波の回折および反射によって起きるエッジ波
が妥当ですね。

私が博士課程前期の頃、同期で海洋工学を専攻していた学生が、津波が
Kelvin波として伝播する様子を数値実験で再現したいと話していた記憶
が有りまして、その頃から津波の影響は地球の回転の影響を受けると
思いこみが始まったと思います。

津波に対する理解が深まりました。ありがとうございます。


津波の周期
津波は長波というのはその通りだと思う。
しかし、
だからと言って地球自転の効果が大きく寄与するとは限らない。

Kelvin波や陸棚波について考える前に、
波の角加速度ωとコリオリパラメータfを比較して、
そもそも地球自転の効果が効いてくる現象なのかどうか考える必要がある。
津波の周期は、せいぜい数10分から長くても1時間程度
(http://www.es.flinders.edu.au/~mattom/IntroOc/lecture10.html)
これから考えると、地球自転の効果はほとんど寄与しない。
地球自転の効果が寄与してくる前に、波は次の運動に変化してしまうよ。

結局、Kitade & Matsuyamaが論じている問題とは無関係だと思うのです。

もしかすると、
慣性周期よりも長い津波が存在するという報告を読んだことがありますか?
私は今まで一度もそういう報告を読んだり聞いたりした事がありません。


参考書籍
参考書籍をいくつか挙げてみます。

宇野木 沿岸の海洋物理学 158ページ付近から
梶浦  海洋における地形性モード波 気象研究ノート135号(1978)
LeBlond & Mysak
Waves in the ocean 219ページからの本文と章末のexercise

津波に関しては、
今村 津波のサイエンスと防災のためのテクノロジー 日本流体力学会誌 ながれ 19 (2000) 96-104
に啓蒙的な解説があってなかなか面白いですよ。
紀元前15世紀頃におきたエーゲ海での津波の研究なども紹介されています。
こちらをさらに詳しく知りたければ、
今村 エーゲ海における古代文明滅亡に影響した歴史津波の科学的検証 文部省科研費報告書 (1999) 94
がある。



津波の伝播
kanazawaさん,こんばんわ.
津波の伝播は,通常の長波と考えています.その効果が最も大きいと
思います.また岸に当たる前後には回折や当たった後には反射もしま
す.(例のアニメーションを見て実感:Quick Time入れちゃいました)

私はあまり深く考えませんでしたが,周期や波長が分からないと,どの
沿岸捕捉波なのか決定できませんね.通常の津波の伝播に加えて,岸に
衝突した後,一部がトラップされると考えました.エッジ波は頭に無か
ったです.慣性周期よりも長いものを考えました.ですから岸を右に見
て伝播するものですね.でもアニメを見と岸を右にも左にも見て伝播し
ておりエッジ波っぽいですね.余談ですが,ポアンカレ波みたいな波形も
見られますが,これは単に反射波との合成でしょうね.

投稿した段階では,三陸から房総にかけて陸棚波が伝播した.それと
発生源から直接伝播(長波)したものがあり、銚子の水位に現れた
と感じました。その先への伝播の段階で、房総半島付近の陸棚幅が
急変する効果で、何らかの沿岸捕捉波に変化したと思いました。
陸棚幅が変わると沿岸捕捉波がKelvin波に近いものと陸棚波に近い
ものに分離するという北出さんの研究を思い浮かべました。

しかし、分散関係などを吟味してないので、乱暴な理論展開
だった事は否めません。

エッジ波と津波の話は、初耳で、勉強になりました。
また何かお気づきの点がありましたら書き込みしてくださいね。
GPS津波計というのがあるんですね。


沿岸捕捉波?
>Kitade and Matsuyama, 2000によると沿岸捕捉波は
>銚子から勝浦や布良にかけて陸棚幅が急激に減少して
>いるので2種類の波に分離することを示してます。
>Kelvin波タイプと陸棚波タイプに分かれるようです。

だんだん分からなくなってきたのだけれど、
今の話題は「津波」ですよね?
うみガエルさんのいう「津波」「沿岸捕捉波」とは、
具体的にはどういう波の事です?
特に周期はどのぐらいを考えているのでしょう。

考えているKelvin波や陸棚波というのは(指摘論文から考えると)、
常識的な「津波」の定義からほど遠く思えます。
普通に言う「津波」とは全くと言って良いほど無関係ではありませんか?
基本に返って、Kelvin波や陸棚波とは、
どういう物理的仮定の下で成立する波なのか考えて見る必要があるように思います。

一言で、「沿岸捕捉波:Cosatal trapped wave」と言っても、
いろいろな波の事が含まれます。
非常に広い意味を持った用語ですね。
津波と関係する沿岸捕捉波として「エッヂ波」が有名です。

この波によって、
三陸沿岸を南下し、その一部は伊豆海嶺に沿って伝搬するという
「津波の経路」にまつわる話は昔からよく耳にします。
三陸沖ヌルヌル地震というのが話題になった頃、良く話題になりました。
父島の観測値を見てみると、どうやら本当らしいですね。

北海道近辺ですが、こちらでシミュレーション結果の
アニメーションをご覧になれます。
http://dree2.ce.akita-u.ac.jp/mizu/association/kushiro030926/

もう少し広い範囲はこちらで観察できます。http://www.tsunami.civil.tohoku.ac.jp/hokusai2/topics/03tokachi/eri2.mov
三陸沖南側に着目してください。
確かに沿岸に沿って高い波高が観察されます。
しかし、こういう波をKelvin波や陸棚波とは呼びません。


Re:津波
最近、忙しくてWEBなどで水位記録を確認してません。
津波の影響は銚子までですか。海を伝播してきたのか
沿岸捕捉波として伝播してきたのか興味がありますね。

Kitade and Matsuyama, 2000によると沿岸捕捉波は
銚子から勝浦や布良にかけて陸棚幅が急激に減少して
いるので2種類の波に分離することを示してます。
Kelvin波タイプと陸棚波タイプに分かれるようです。

こういった事や、伊豆小笠原海嶺の存在などもあり
駿河湾付近には影響が少ないのかもしれませんね。
そもそも直接伝播するものが大きくて、沿岸捕捉波
として伝播するものは小さいのかもしれません。


津波
気象庁や海上保安庁の潮位記録を見ると、この地震の津波がはっきり出ています。
まだ、津波で行方不明になった人は見つかってないようですね。家は海の近くなので、地震が起きたら、津波に注意と家族に言い聞かせました。

気象庁http://www.data.kishou.go.jp/marine/tide/realtime/index.php
海上保安庁http://www1.kaiho.mlit.go.jp/ENGAN/real_time_tide/htm/kck_main.htm

この記録を見た限りでは、銚子(気象庁)までははっきり津波が記録されていますね。
父島(気象庁)にも若干それらしいのが見えますが、石廊崎から西にはその影響はないように思われます。
どうでしょうか?


異常潮位
友人が,携帯のメールに関東から東海にかけての太平洋岸で
異常潮位が起きていると知らせてくれました.巴川の水位に
注目していると確かに平均水位が高い.

もともと秋の頃には北半球の中緯度では,平均潮位が高くなる
それに加えて,昨日の津波の影響が沿岸捕捉波として伝播して
来たのであろうと直感したが,一都三県漁海況速報を見ると
黒潮が房総半島付近で大接岸している.

異常潮位の要因は,津波の効果と黒潮接岸の効果と秋の高潮
が重なったためと理解した.効果の分離は興味のあるところ
である.


Re:風向・風速の時系列データをグラフに・・・
大海原さん,はじめまして.
ベクトルを時系列で描くソフトを探しているという事ですね.
別名,スティックダイアグラムですね.私の場合,Stanford
Graphicsというソフトで描いています.
以前,同じ様な話題になったときには,皆さんFORTRANとプロッター
制御プログラムもしくは仮想プロッターで書いている人や
エクセルのVBマクロを利用して描いている人が居ました.
詳しくは過去ログを参照してください.
現在入手可能なソフトで,スティックダイアグラムを描ける
ソフトは知りません.Stanford Graphicsは廃盤だと思います.
フリーソフトのGMTやFERRETあたりでかけると思いますが,私
は未使用です.
また2003年の過去ログには栗田さんがExcelアドイン工房というホームページ
を紹介してくれています。URLは
http://www.jomon.ne.jp/~hayakari/index.html
このホームページにはスティックダイアグラムを描くためのアドイン
ツールがあります.


Re:南京虫
磯崎さん,こんばんわ.
南京虫ではないですか,これは失礼しました.南京虫って
聞くだけで痒くなる感じもしますね,確かに.私が清水の
下宿で体験した話は,聞くだけでも痒いですよ.

夏休みは実家で過ごし,久しぶりに帰った下宿での話です.
南京虫は布団(万年床)の間に,隠れていて,私が寝たら
痒くて飛び起きたところ無数の南京虫が居ました.24時間
営業の薬局でバルサンを買って始末しました.


風向・風速の時系列データをグラフに・・・
 風向・風速データを時系列で表記できるグラフソフトを探しています。しかし,
なかなか見つかりません。。。
ご存知の方,知っていたら教えて頂けないでしょうか。
宜しくお願いします。


南京虫?
うみガエルさんが南京虫と言うもので、痒くなってきましたが、南京虫ではなさそうです。
今度、画像をupします。


本当にそんな感じですね
季節が一ヶ月ずれているという表現がぴったりかもしれませんね.
残暑が厳しくてエアコンが無いと日中はキツイですね.

その甲虫は,もしや南京虫ではないでしょうか?数年前に清水の
下宿で大量発生して困った事があります.

私の下宿には,白いヤモリが出現しました.過去にも何度も見て
ますが,今年見たのは大きいです.ヤスケという名前をつけました.


冷夏というよりも
季節が1ヶ月遅れているような気がします。
先月のお盆の大雨を通常の7月の梅雨明け前の大雨、今の残暑を通常の8月の暑さと考えると、ぴったり合う。

昨日から2、3ミリほどの虫(甲虫)が家の中で目立ちます(大発生か?)。これも異常な気象の影響ではないかと見ています。

自分の記憶では昭和50(1975)年も残暑が厳しい年だった。
部活でくたばってました。


異常な夏
今年の夏は,お盆頃,気温が凄く低かったり
最近は,気温がかなり高くて,変化が激しかったですね.

そのせいか?体調が余りすぐれません.
徐々に暑くなったり徐々に涼しくなって行けば体も調整
出来るのでしょうが,寒かったり暑かったりが交互に来
るとおかしくなってしまいます.

ちなみに,実家の甲斐犬は一度生えてきた冬毛が,いま
抜け始めています.昆虫や植物も戸惑っているようです.


柿田川
金太郎様、磯崎様。

昔は柿田川は泳げたんですね。しかもヤマメとアマゴが居るとは知りません
でした。アユだけだと思っていました。町中にあるけれども湧水だからヤマメ
やアマゴが住めたのでしょうね。湧水ゆえに泳ぐと、とっても冷たそうな感
じがします。

昔は、静岡県にもヤマメが居たのかもしれませんね。それが、人間による放流
が原因かもしれませんが。

天城の狩野川水系には、アマゴもしくはヤマメが居て、一部は海に下っている
と言うことですよね。サツキマスやサクラマスが釣れると言うことは。
相模湾側の伊東で、サクラマスが定置網にはいるのは、ヤマメの分布から不思議
ではないのですが、もし駿河湾側でサクラマスが釣れたらニュースかもしれませ
んね。


続アマゴとヤマメ
アマゴとヤマメの本当の分布ってどうなっているのでしょうか?

今では静岡県はアマゴ域になってるはず。
御殿場もアマゴ域になっている。相模湾に流れさる小山町の川にもアマゴとなっている。
それが、2種同じところにいたとなると、金太郎の話は結構、重要。
放流での攪乱に注意しなくてはいけないけど。

2種の分布の境界域は神奈川県にあるはずだけど、どうなっているのでしょうか?
隣接する川で、きっちりヤマメとアマゴの分布がわかれているのでしょうか?


雨子と山女魚
私が小学生の頃はまだ柿田川が自由に泳げてよく鮎や山女魚、雨子を刺して食べました
山女魚が2、雨子が8 ぐらいの割合で泳いでいたように思えます。

で、現在でも天城の狩野川水系では時期になるとサツキマスが釣れるそうですよ
(サクラマスかも知れない)


ヤマメとアマゴ
子供の時に読んだ本に書いてあったので、内容は忘却の彼方ですが、
日本の東西でヤマメとアマゴの分布が分断されていたと思います。
静岡県は、その中間だったと記憶しています。

子供の頃、御殿場市の山中の沢にはカジカやヤマメ(アマゴ?)が
いて、箱めがねとタモを使って、良く捕まえました。当時は、ヤマメ
だと思いこんでいましたが、もしかしたらアマゴだったのかもしれま
せんね。斑点が微妙に違うのですよね。

サクラマスとサツキマス、本当に良い名前ですね。


伊豆半島の沿岸湧昇
伊豆半島東岸の沿岸湧昇は、磯崎さんがおっしゃるとおりで、
南西風によって引き起こされることが知られています。竹内氏
が論文で報告しています。

一方、入間における夏場の水温急下降現象は、稲葉氏が「駿河湾
の自然」に西風に対応して発生することを報告してますが、まだ
論文にはなっていません。磯崎さんが指摘されるように石廊崎より
も駿河湾の奥に入間は位置しています。ですから別な機構が働いて
いると考えられます。人工衛星が捉えた熱赤外写真を見ると、
低水温域は初期には石廊崎から下田にかけて存在しています。
この事からも、入間で沿岸湧昇が起きたと考えるよりも、伊豆半島
先端部で起きた湧昇(内部境界面の上昇)が沿岸補足波として入間
に伝播したと考える方が自然だと思います。これらの事を証明する
には静岡県水産試験場の月に一度の水温塩分の観測結果や、沿岸水位
データなどを解析する事が必要です。この様な内容の論文は稲葉先生
もしくは私が近日中に書かなければならないと考えています。


出身研究室
磯崎さん、こんにちわ。

磯崎さんに指摘されるまで気がつきませんでしたが、出身研究室の
消滅は、その後寂しいものとなるんですね。東海大学の場合、講座
制ではないので、教授を頂点とするピラミッドになってません。
長所としては、各教員が身分に関わらず自由な発想で研究が出来ま
す。短所としては、今回のように教授が定年を迎えると、研究室が
消滅してしまい、研究の継続性に難点があることでしょうか。


消滅って
うみガエルさん、ご無沙汰です。

研究室が消滅ってどういうことですか?
教授が退官、あるいはよそに移るってことですか?
教授の下に助教授はいないのですか?

自分が所属した研究室がなくなると、故郷がなくなるのと同じでさびしいですね。
私の所属した研究室も学科改変のあおりを受けて、教官連中がばらばらになり、霧散してしまいました。
自分が過ごした部屋は、他の研究室に占領されており、思い出に浸ることができません。
今では、同級生が教官をやっている部屋(専門が近い)に入り浸っています。

ところで、I葉先生が「駿河湾の自然」で入間の自記水温観測結果から湧昇について述べています。
常々疑問に思っていました。南西風で湧昇が起こるのは伊豆半島の東岸ならわかるのですが、入間は石廊崎の西なので、別な機構も関係しているのではないでしょうか?
今までの観測結果は卒研などに使用されてきたと思いますが、きちんとした論文を期待したいです。

サクラマスですが、静岡県内に分布するアマゴが降海するとサツキマス。
誰が名づけたか、絶妙のネーミング。


自記水温観測
私の所属する研究室では、1990年から昨年12月まで、断続的ですが
駿河湾の湾口東部沿岸の妻良もしくは入間、湾奥西部の由比において
海面水温の自記観測を行っていました。

研究室が来年3月をもって消滅する事から今後は水温観測が行われない
ことになりました。まことに残念な事と考えています。


サクラマス
磯崎さん、こんにちわ。

サクラマスですか、調べたところヤマメが海に下った場合
サクラマスになるんですね。ヒメマスが紅鮭の陸封である
事などは知っていましたが、ヤマメが海に下るのは知りま
せんでした。


サケに似た魚は、
サクラマスでした。
時々、伊豆東岸の定置網に入網する魚ですが、釣られるのは珍しい魚です。


由比の定置網
西倉沢の定置網が再開しましたか。これで、また美味しいアジが
食べれます。よかった。

鮭に似た魚は結局何でしたか?


メガマウスと黒潮
メガマウスと黒潮の接岸との関係はよくわかりません。
黒潮は接岸から離岸傾向にあった時期ですが、関係ないのではと思います。どうでしょうか?
静岡で獲れるのは駿河湾という深い湾が関係しているのでしょうか?

マスコミでこういう報道がされると、漁師も興味を持ちます。
必ず、珍しい魚が獲れたという連絡がきます。今日も、サケに似た珍しい魚が獲れたという連絡が入り、同僚が夕方渋滞のなか出かけていきました。果たしてどんな魚だったでしょうか。

ところで、西倉沢の定置網は再開しました。祈大漁。


続メガマウス
磯崎さん、情報ありがとうございます。
このメガマウスは、御前崎で、さば漁をしている巻き網に掛かったようです
船長さんは、邪魔な大きな魚が掛かったと感じたそうです。またメガマウス
のことを知らなかったので生け捕りにならなかったようです。オスだったそ
うです。現在は、東海大学の海洋科学博物館で低温保存されているようです。
時間があるときに解剖される予定らしいです。

黒潮の接岸と関係があるのでしょうか?


Re:メガマウス
静岡新聞の報道だと、残念ながら死んでいるようです。
8月8日の朝刊では、市場に横たわるメガマウスの写真がありました。
Web上はここ。
http://www.shizushin.com/area21/area21_2003080804.html


メガマウス
沼津で,珍しい深海鮫であるメガマウスが揚がったようです.
昨夜,巻き網船が捕らえたらしいです.
現在は,東海大学の海洋科学博物館に運ばれたようですが,
生死は未確認です.


夏場の黒潮系暖水の波及
磯崎さん
>ところで、27日ぐらいから黒潮系暖水が相模湾、駿河湾に流入しています。
>急潮の恐れがあります。

一都三県漁海況速報を見ましたが,黒潮が駿河湾と相模湾に大接近しており
,また暖水も流入しているようですね.
しかし,定置網が流失するような急潮は起きないと考えています.この時期
網に付着生物が多いのが気になりますが,湾内水と黒潮系水の密度関係から
沿岸密度流(Kubokawa and Hanawa, 1984)は形成されないと思われます.
黒潮系暖水の両湾への流入も中層貫入が主体となると思われます.よって
表層では,激しい流れは起きないと考えます.

でも,実際には内部波などの影響で被害が出るかもしれませんが...(弱気)


研究の方法
海底に光量子計を設置して,観測するわけですね.私は
てっきり,リモートセンシングデータ(ランドサットなど)
から解析すると思いこんでいました.

シー・トゥルースとしても利用できるし,実際の状態を把握できる
良いデータが採れそうですね.

この場合,磯焼けが起こる以前のデータがないのが残念ですね.
また近年になって濁りが増す(透明度が落ちる)要因を探す事
も重要になってきますね.


河川水の挙動
磯崎さん
>御前崎は陸水の影響が大きいという宇野木先生の研究は
どの報告でしょうか?

御前崎が陸水の影響を受けると言うこと,その事ズバリを
示した論文ではありませんが,私の理解するところでは,
上記のようなことを示す根拠の一つだと思います.

宇野木早苗・岡見登(1985):水産海洋,47・48号,1-10.
内容は,ランドサットの画像13例にもとづいて駿河湾内
における河川水プリュームの進行方向を示したものです.
富士川,安倍川,大井川の水が御前崎方向に進行する事
を示しています.この要因は,回転場における低密度水の
挙動や駿河湾の環流パターンが考えられています.


御前崎の磯焼け
御前崎周辺の磯焼け域で、海底の光量子を測定すると、日積算光量がゼロの日が出てきます。
濁りは大いに怪しいです。海藻は光合成で生きているので光の影響を受けます。
昔と比べて透明度が落ちてきたのは確かと思われますが、それを表わすずばりの観測結果がありません。

御前崎は陸水の影響が大きいという宇野木先生の研究はどの報告でしょうか?

ところで、27日ぐらいから黒潮系暖水が相模湾、駿河湾に流入しています。
急潮の恐れがあります。


磯焼けの原因
カジメは昆布の仲間ですか.なるほど,高水温に弱そうですね.
特に,冬場に黒潮系暖水が頻繁に波及したら成長が遅れたり害
が有りそうですね.

御前崎の磯焼けは,別の原因があると仰ってましたが,それは
濁りが怪しいと言うことでしょうか?光量子を測定して磯焼け
と濁りの関係を調べると仰っていたのは御前崎の事でしょうか?
御前崎は陸水の影響が大きいことが,宇野木先生の研究や静岡県
水産試験場の中村氏,村中氏の研究で指摘されていますね.


カジメ
>カジメは,高水温に弱いのではなくて,高塩分に弱い?もしくは
>冬と夏の水温差が小さいと発育が悪い?という可能性も考えられ
>ると感じました.

カジメはコンブ目の大型褐藻で北方起源になります。
北から南に分布を広げてきたコンブ目の海藻の中で最も南に適応した(進化した)のがカジメといわれています。
だからいくら南に分布しているように見えてもやはり高水温には弱いといえます。
高塩分とカジメの関係については知見はないようですが、もともと外海に分布しているので関係ないのでは。
カジメの生長期は水温の低下している時期になりますので、冬の水温上昇はカジメにとってのマイナスです。
また、次世代の発生にも冬の高水温は悪影響を及ぼします。

それと珊瑚の白化と磯焼けは異なる現象と考えたほうがいいと思いますが、高水温に対する生物の反応と考えれば同じものといえると思います。



黒潮大蛇行
昭和50年の夏というと1975年ですね.Kawabe(1985)によれば
1975年8月から1980年3月は黒潮大蛇行期です.カジメの磯焼け
が始まった時期と一致してますね.稲葉(1982)の1978年の駿河
湾口東部流動を見ると流入傾向です.この時,黒潮は大蛇行流路
です.Kawabe(1987)によれば,黒潮大蛇行には約20年周期が
卓越するそうですが,太陽の黒点周期11年や太陽の活動周期22年
とも関連しているかもしれませんね.ちなみに黒潮大蛇行流路は
黒潮流量が大きいときに選択されるようです.

少し話が飛躍してしまいました(^^ゞ.
黒潮が大蛇行流路の時は,駿河湾や相模湾には,頻繁に暖水波及
が起きると考えられますが,これにより沿岸水温が上昇するのも
事実ですが,夏場の水温には,それほど影響はないと思われま
す.塩分は変化すると思います.むしろ冬場の水温に影響が大き
いので,夏と冬の水温差が小さくなってしまう事が予想されます.

カジメは,高水温に弱いのではなくて,高塩分に弱い?もしくは
冬と夏の水温差が小さいと発育が悪い?という可能性も考えられ
ると感じました.

磯焼けと黒潮流路に密接な関係があるという話は,初耳でした.


昭和50年の夏
静岡水試伊豆分場が漁獲管理を指導していた伊豆半島田牛地区。
管理が効を奏し、年間アワビを10トン以上安定して漁獲できるまでになっていた。
ここでカジメの磯焼けが始まったのは昭和50年の夏でした。
磯焼けが進行し、アワビが痩せて商品価値がなくなりだし、水試も調査を開始。
田牛地区では明治時代はじめからの漁業や磯の記録が残っていた。
それから過去何度も磯焼けが発生したことが判明。
そして、磯焼けが発生したときは必ず黒潮が大蛇行していた時だということがわかったのでした。そして、黒潮が大蛇行すると伊豆半島に黒潮が接岸する、沿岸水温が高くなる事が明らかにされ、磯焼けの原因とされました。
伊豆半島の磯焼けは黒潮の変動による自然現象だったのです。
このことは、河尻・佐々木・影山(1981)下田市田牛地先における磯焼け現象とアワビ資源の変動、静岡水試研報15に詳しく載っています。
この研究は磯焼けの原因を初めて明確に明らかにしたものとして磯焼け研究者にとって必須の文献になっています。

しかし、日本全国で問題となっている磯焼けはその場その場で原因が異なっている。その現場で研究する必要があります。
今、静岡で問題となっている御前崎周辺の磯焼けは別な磯焼けです。


磯焼け
磯崎さん、回答ありがとうございます。
磯焼けは、思っていたとおり海藻が無くなってしまう事なんですね。
それだけではなく、水産資源も無くなってしまうんですね。磯焼けが
伊豆地方の方言に由来するとは初耳です。

最初に問題となったのが、伊東市川奈ということは、相模湾の方なん
ですね。駿河湾でも磯焼けは、あるんですよね。

そういえば、以前、磯焼けと急潮が関係あるのでは?という話を聞いた
事がありますが、検証などは行われていないと思います。現在では
原因などは分かっているのでしょうか?もしくは原因として有力な物が
あげられているのでしょうか?

珊瑚の白化とは、別問題ですか?


Re:磯焼け
磯焼けは「海藻の一部あるいは全部が急激に広範囲に枯れて、海藻、貝類、甲殻類、磯魚の生産がなくなる現象」です。
静岡県では明治時代から問題となっています。
もともと「磯焼け」という言葉は、伊豆半島の方言だといわれています。
明治時代中期に小室村(現伊東市川奈)村長福西四郎左衛門は磯焼けの原因究明を国の農商務省に陳情しました。
農商務省は海藻学者遠藤吉三郎を調査に派遣、彼は報告書を書き、その中で磯焼けという現象が初めて記載されました。
さらに国は磯焼け対策として川奈の長柵という磯にアワビの飼育試験場を設置しました(ひょっとしたら日本で初めての水産試験場の類かもしれない)。
しかし、磯間際に建てられたため、台風の激浪で施設は全壊してしまったのです。
・・・・
磯焼けについては10年以上担当しており、ちょっとうるさいです。


USBフラッシュメモリ
磯崎さん、CD-Rでデータを運ぶのは無駄な気がしますよね。
最近はやりのUSBフラッシュメモリなんかが良いですよね。
学会などで用意されるパソコンのOSがWindows XPなら
そのまま読み込みできますから、便利です。

クリップドライブシリーズならUSB2.0対応で容量が1GBというの
まであります。私も一つ入手しようかな?


磯焼け
磯崎さん、こんばんわ。

磯焼けというのは、どのような状態を示すのでしたっけ?
海藻が無くなってしまう現象でしたよね。

S君は、隣の部屋の4年生のようですが、面識がありません。


確かに便利
こんばんは

パワーポイントは便利です。こんな便利なものがあるなんて最初は感動しました。
しかし、使い方は注意が必要ですよね。
CD−RWには特に注意。
無駄な気がするけどCD−Rでファイルを移しています。
機種(バージョン?)によっては、予定した効果が出なかったり、字がずれたりとストレスがたまることもあります。
あまり凝らないことにしています。

今日、東海大学海洋学部海洋科学科のS君がきました。
面識もないのに、初めてのところに飛び込んできた彼の勇気に敬意を表して、卒研に協力することにしました。
指導教官はM田先生で、フリーテーマということだそうです。
どんなときに磯焼け域では海が濁るのかを光量子の測定データから分析してもらうことにしました。


パワーポイント
最近、学会発表などでもOHPからパワーポイントなどのプレゼンテーション
ソフトを使った、液晶プロジェクターとパソコンによる発表が増えてます。
OHPシートを大量に消費するよりも省資源的で良いですよね。

ただ、いくつか問題点があるようです。データをCD-RWで持っていくとライ
ティングソフトが異なる場合、データの読み込みができないようです。
CD-Rの場合は、殆どの場合において読めるようです。

もう一つはパワーポイントのバージョンによる違いです。以前、物研セミナー
で私自身が失敗したのですが、パワーポイントXP(2002)には、消すアニメー
ションがあるのですが、パワーポイント2000には無いようです。私のパソコン
にはOffice XPが入っているので図を二枚重ねておいて、クリックによって
前面の図を消して背後の図を表示させるアニメを設定していたのですが、
発表で使用したノートパソコンにはOffice2000しか入っておらず、消える
アニメーションがすべて動きませんでした。気をつけましょう!


なるほど
磯崎さん、回答ありがとうございます。
有機水銀は、天然由来と考えることができますね。日本人が
長生きをして良く(たくさん)食べ物を食べるから問題にな
ってきた。もしくは科学が進歩したから問題提起されたのが
水銀問題と考えられますね。一概に危険だ!とか大丈夫だ!
みたいな事に成りやすいですが、中西氏のようにリスクを査
定して、どの程度危険かを把握する事が大事ですね。

海洋科学科の教員の卒業研究に対する指導のスタンスは、教官
ごとに違います。型にはめたがる教官もいます、放任的な教官
も居ます。しっかり指導する教官も居ますし、生徒の自主性を
刺激する教官も居ます。私の後輩をよろしくお願いします。


水銀はどこから
うみガエルさん、こんばんは。

うみガエルさんの疑問(食物連鎖の底辺のプランクトンや小魚が
摂取した有機水銀は天然由来ですか?人間活動由来ですか?)ですが、
そこまで突き詰められるともう一度調べなくてはなりません。
でも、天然由来のはずです。

我が職場に伝わっている話です。
昭「和40年代後半に水銀規制が行なわれる時に、キンメダイなどの底魚の水銀濃度が問題となった。
人為的汚染で高いのなら、規制がかかることになる。
しかし、稲取の水産学校に保存されていた戦前のキンメダイ標本を調べたら水銀濃度が高かった。
戦前は人為的汚染などない時代なので、天然でも高いと考えられる。」

ところで、貴学海洋科学科の卒研は教官がきちんと指導しますか?
それとも、学生の自主性に任せていますか?教官によって違いますか?
来週、4年の学生が私のところに卒研の相談にくることになっています。


水俣病
磯崎さん,こんばんわ.
水俣病は,有機水銀が原因でしたが,これはチッソという会社の排出物質
が原因であったと,小学生の頃に習いました.水俣病は,人的汚染ですね.

では,マグロなどが食物連鎖の頂点に近いとして,自然に蓄積されるとい
うのも理解できました.ちなみに食物連鎖の底辺のプランクトンや小魚が
摂取した有機水銀は天然由来ですか?人間活動由来ですか?
ここが分かりません.


水銀の蓄積
マグロやカジキは栄養段階のトップにいるので、食物連鎖によって水銀が蓄積する。
キンメダイなどの底魚も食物連鎖によって蓄積する。成長が遅いことも関係している。
いわば、自然現象。だから、人為的汚染を対象とした規制からはずされていたわけです。
これって水産人の常識?


桜エビ
駿河湾というと,桜エビで有名ですよね.
その昔,東京大学の淡青丸で,係留式ADCP回収作業をして貰うという事で
私が一人乗り込んでいった時に,桜エビの調査を手伝わせて頂きました.
あまり桜エビは捕れませんでしたが,採れた時はうれしかったです.とても
綺麗な海老です.ちなみにADCPは採れませんでした.(;。;)

ADCPは,数年後に亘る掃海の末,見事回収しました!

桜エビは,子供の頃,干しエビとしてしか食べた事がなかったです.どちら
かと言えば,嫌いでした.桜エビの印象が一変したのは,大学生になってか
らです.富士市に住んでいる友人の家で,生桜エビをワサビと醤油で食べて
からです.うまかった.早速,由比の漁港で生の桜エビを買って実家にお土
産としてもって帰り,汁物にしたり天ぷらにして食べました.

桜エビは,春と秋に漁があるので,天気が良ければ,その時期に由比に行く
と生のままの桜エビが買えます.天気が悪かったり漁期とずれている時には
冷凍物が有ります.

一番おいしい食べ方は,生桜エビのかき揚げでしょう!
特に鐘庵(しょうあん)という,一見立ち食いそば屋さんのかき揚げがうまい.
東京や東海地方に支店があるようなので,試してください.
http://www.shoan.co.jp/


基準値
国が定める基準値には,もともと懐疑的でした.排出基準なども
工業的に可能かどうかが争点になっていると思っていました.

我々が生活する上でのリスクなどは盲目的であった方が良いとさえ
思っていましたが,中西氏の様に,まじめに取り組んでいる人が
存在するのですね.ある意味,安心し,ある意味,不安も感じた.

中西氏のような研究者が,政治家を啓蒙し国のリスクマネージメント
をより成熟させて貰いたいと感じました.

リスクマネージメントは重要と感じたのと同時にリスクマネージメント
をしなければならない程に現代の食卓は汚染されているのか?と実感
しました.水道水も...中西氏のコラムを読んで,興味を持ったのは
どの様なメカニズムでメチル水銀が魚に蓄積されるのかという事です.
水産関係の人には常識なのかもしれませんが,そのあたりの事を知って
見たくなりました.人間活動起源なのか?自然起源なのか?とか.

ps.念願の回転寿司に行ってきました,もちろんミナミマグロ
も食べました(^_^)


基準値
国が定める基準値には,もともと懐疑的でした.排出基準なども
工業的に可能かどうかが争点になっていると思っていました.

我々が生活する上でのリスクなどは盲目的であった方が良いとさえ
思っていましたが,中西氏の様に,まじめに取り組んでいる人が
存在するのですね.ある意味,安心し,ある意味,不安も感じた.

中西氏のような研究者が,政治家を啓蒙し国のリスクマネージメント
をより成熟させて貰いたいと感じました.

リスクマネージメントは重要と感じたのと同時にリスクマネージメント
をしなければならない程に現代の食卓は汚染されているのか?と実感
しました.水道水も...中西氏のコラムを読んで,興味を持ったのは
どの様なメカニズムでメチル水銀が魚に蓄積されるのかという事です.
水産関係の人には常識なのかもしれませんが,そのあたりの事を知って
見たくなりました.人間活動起源なのか?自然起源なのか?とか.

ps.念願の回転寿司に行ってきました,もちろんミナミマグロ
も食べました(^_^)


溜飲を下げる
kanazawaさんが紹介された中西準子氏のHP、面白かった。
キンメの水銀問題では同僚が四苦八苦しているのを見ているだけだったのですが、疑問が渦巻いていたのです。
それをこのように一刀両断に本質を見せていただけると、溜飲を下げることができる。

漁業サイドは人の噂も45日と決め込んでいますが、それも賢明な戦術だと思う。
なにせ、マスコミの報道はやはり過剰だった。


マグロと水銀
「マグロ」と聞くと、「水銀」を思い浮かべてしまう。
その理由は以下のホームページにある。
前々から読んでいて思っているのだけど、
中西準子氏のホームページの雑感はなかなか面白い。
環境リスクというものを、一度はきちんと考えてみようか?
という気にさせてくれる。

よく考えもしないで、それらしい事をただ並べて、
もっともらしい結論を述べる。
そういういかがわしい学識経験者が巷にはあふれているが、
このホームページはちょっと違ったものを感じさせる。

考えてみることに快感を覚える方は、
リスク論の入門として御一読を。
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/
同著者による岩波新書「水の環境戦略」もおすすめする。


Re: 南マグロ
その方も,書籍も,存じ上げておりません.
もし良ければ,実名と著作名など教えてください.


南マグロ
で思い出しました。
 遠○研の○延さんが集英社文庫から本を出されていますね。
ご存知でしたか?


寿司
菅野さん,こんばんわ.
お久しぶりです.そうですね,彼らを誘って回転寿司に行ってみます.
回転寿司といえば南マグロですが,あれって畜養するんだってね.
採れたてのは,油が少ないから,一時的に養殖風に餌をあげるそうです.

南マグロ:南半球にいる本マグロのなかま.


Re;ネタがない
 こんばんは。ネタはほっておいているうちに
出てきますよ(^^)。
 回転寿司ですか。最近寄ってないですね。こちら
でも一人暮らしなので、思うほどお金は貯まりません。
 某あお○氏やかね○え氏は誘いにのらないですか? 


ネタがない
最近、「海洋の広場」に書くネタがありません(^^ゞ。
ネタ、ネタ、ネタと3回ほど念仏すると、回転寿司にいきたくなります。
でも独りではいきづらいものがあります。

そういえば、今年の台風は異常ですね。


次回は...
物研セミナーでの発表がうまくいきませんでした.
次回は内容的にも発表的にも一ランク上を目指して
がんばりたいと思います.


物研セミナー
今度の水曜日に,海洋物理学系の研究室が合同で行っている研究発表会
もしくは談話会の様な位置づけがなされている「物研セミナー」で,
私の研究内容の一部を紹介させて頂けることになりました.

現在,発表の準備中です.エアコンがないので暑くて朦朧としてきました.
発表当日は,何か参考になる意見や質問があることを願いつつ.

http://www.scc.u-tokai.ac.jp/~kkutsu/butuken.html


海外での研究
現在,私の知人がドイツで,研究をしています.
やはり,海外に出るといろいろな苦労や楽しみがあるようです.
彼のドイツでの奮闘記がWEB公開されています.
興味のある方はどうぞ.

http://150.7.213.148:150/tan/index.html


FORTRAN POWER STATION 互換性ウィザード
先輩で,フォートランパワーステーションを使っている人がいるのです.
それで,その先輩がWindows XPに入れようとしたらしいのですが,例の
エラーが出て断念したそうです.その先輩に互換性ウィザードを試して
もらおうと思っていたのですが,Ms FORTRAN Power Stationの後継に当
たるDigital Visual FORTRAN 6.1Aの話をしたら,Windows XPでMS FORTRAN
Power Stationを使うのは辞めるそうです.検証が面倒なようです.
先輩のレポートを期待していたのですが,無理そうです.すみません.


駿河湾の環流
磯崎さん,こんばんわ.
稲葉先生(私の指導教官)の提唱する環流パターンというのは,
稲葉(1988):駿河湾の海洋環境-海潮流及び水温の変動-. 水産海洋研究会報, 52, 3, 236-240.
に掲載されているものですね.これはシンポジウム「水産海洋」の
報告ですね.原著論文としては,駿河湾の環流パターンと黒潮流軸の関係
は,無いと思います.(私の知る限り)

この環流パターンの元となる根拠を示す原著論文としては,Inaba(1981)
とInaba(1984),ともに日本海洋学会誌.だと思います.

Inaba(1981)では,「駿河湾奥に反時計回りの流れが卓越する.」事が示さ
れています.Inaba(1984)には,「駿河湾口の東部と西部では25時間平均流
の流向が反転.」,「黒潮が銭洲以北に接岸すると駿河湾口東部の15日平均
流が流入を示す.」事が示されています.

よって,湾央の環流に関しては,厳密には分かっていません.

NOAA/AVHRR ch4画像をいろいろ見てみますと.稲葉ら(2003)のFig.3に示され
た急潮(沿岸密度流)を捉えた衛星画像の様な流入パターンの他に,湾口部
に反時計回りの循環が形成されるとともに伊豆半島西岸にそって北上する暖
水という型も見つけることができます.この2例は,いずれもInaba(1981)
およびInaba(1984)の条件を満たします.ですから稲葉(1988)の環流パターン
以外にも,条件を満たす環流パターンは,存在しえます.

私は,そう考えています.更に付け加えると稲葉(1988)は15日平均流と半月
毎の黒潮流軸位置の関係を示したものであり,急潮のような数日スケールの
現象は,ある意味,丸められていると考えられます.稲葉ら(2003)やMatsuyama
et al.(1999)は,急潮発生時には沿岸密度流(傾圧流)と同時にバロトロピック
(順圧的な)現象が同時に発生することを示唆しています.このあたりが,
環流を考える上での鍵となると思います.

駿河湾の急潮の,予測,予報には神津島の水位や三宅島の水位に注目すると
良いと思います.他には,海上風や黒潮前線波動あたりでしょうか?


再び 駿河湾の環流
東海大学の稲葉氏が提唱している駿河湾の環流パターンに興味をもっています。

湾口東部から流入する時、湾口は反時計回りの環流、湾奥も反時計回りの環流になる。
その間は時計回りの環流で繋がるというあれです。

駿河湾に暖水が流入して急潮が発生する場合、暖水の流入経路は稲葉説に従うのでしょうか?
稲葉他(2003)1992年3月上旬に発生した駿河湾の急潮、海の研究12(1)に急潮時の衛星画像が載っています。
この掲示板にも今年1月の暖水流入時の衛星画像があります。
それらを見ると、稲葉説に従って、暖水が挙動しているとは思えません。
これは急潮という異常な現象のためでしょうか?
私はそうだと考えて作業を進めていこうと思っています。

駿河湾に暖水が流入して急潮が起こる場合、どこに注目すれば予測ができるかを考えています。


続 Wavelet
少し調べたところ,大学のスーパーコンピューターのライブラリ(ASL)
や私のパソコンに入っているライブラリ(SSL2)にもWavelet変換がある
ようです.今は少し時間がないので,時間ができたら勉強してみます.


ウェーブレット解析
流動や水位変動などの時系列データに対してウェーブレット解析をして
時間-周波数断面を作図している方はおりますか?

作図方法を教えて頂きたいです.


現状で分かっている事のレポート
Kanazawaさん,こんばんわ.

Windows XPの互換性ウィザードに関しては,存在を知りませんでした.
Microsoft FORTRAN PowerStation Ver. 1.0が動かない.正確には
インストールを拒否されるという現象は,知人から聞いた話です.
私自身はPowerStationに関しては,Windows3.1,95,98,Meで使用した事
がありますが,95以降で使用するには,FPSFIX95.EXEというパッチが
必要でした.

一方,Compaq visual FORTRAN V6.1A の場合は,Windows98,Me,XPともに
インストールは普通にできます.よってkanazawaさんが紹介してくれた
Msのホームページのような現象は起きません.すなわちインストールを
はじかれる事はありません.しかしコマンドで使うにはWindows98,Me
にはFDEなどのDOSユーティリティーがあって便利でした.XPではGUIで
コンパイルなどできました.ただしユーザー名をアルファベットにしな
いとコンパイルはできません.この事はコンパックのHPにVer. 6.5情報
として載っていた事を実施したらVer.6.1Aでコンパイルできるようにな
りました.ちなみにホームページにはVer.6.1AはXPに非対応とも載って
いました.Ver.6.1Aを使っているうちに,パワースペクトルなどの複雑
な計算は動くのに,補間などの単純なプログラムが動かない(XP上で)
ことなどトラブルが発生してきました.補間のプログラムはMeや98上で
はCompaq visual FORTRAN V6.1Aで正常に動きます.パワースペクトル
などの数値を比較するまではしませんでしたが,XP非対応とWEBページに
載っていたので,fujitsu fortran Ver.2 L10を試したところ調子が良い
ので,早速,富士通FORTRAN Ver.3.0L10というのを発注して現在使用して
ます.

http://www1.jpn.hp.com/products/software/development/dvf/
によると「バージョン 6.6 から Windows XP をサポートします。」
とのことです.安心して使用するにはVer. 6.6B以降がよろしいかと
おもいます.

ちなみに富士通FORTRANの場合,
http://software.fujitsu.com/jp/fortranc/
に「Windows版V3.0L10の新機能(Windows(R) XP対応、性能改善など)
を追加しました。」と書いてあります.でもV2.0L10も気が付くような
不具合はなかったのです....どこが変わったのでしょう?


互換性ウィザードは試してみました?
私は試したことがありませんが、
Windows互換性ウィザードを利用しても動かないでしょうか?
http://www.microsoft.com/japan/windowsxp/compatible/topics03.asp

正直に言うと、
結果が知りたい...


Windows XPで使う FORTRAN コンパイラ
Windows98系からNT系のXPにOSを変えました.するとMs Fortran power
stationが使えなくなりました.Dos窓でFDやFDEを使用してコマンド
ベースでFORTRANを使っていたのですが,XPのコマンドプロンプト上で
作動するFDの様なユーティリティーも無いですね.素直にGUI環境で
使えと言うことなんでしょうね.

Compaq visual FORTRAN V6.1A はユーザー名をアルファベットにすれば
そこそこ動きますが,そこそこ,というのが厄介でして...正常な
処理が行われない時があります.バージョンを6.6Bにアップしないと
いけないようです.

g77やWatcom FORTRANも考えましたが,結局,富士通FOTRAN&Cの
アカデミックをGUIで使用しています.SSL2というライブラリも
結構充実していて気に入っています.大学の大型計算機のASLや
Ms > Digital > Compaq > HP とたらい回し状態のCompaq Visual
Fortran についているIMSLも良いですよね.

ということで,スパコンを使用する時以外はGUI環境でFORTRANを
使うようになりました.Windows NT5.1(XP)を使うようになって.


駿河湾(御前崎沖)での重油流出について
こけし&林檎さん,はじめまして.
昨年夏の静岡県御前崎沖合での重油流出に関してですが,当WEBページの
「海洋の広場」でも話題になりました.また当掲示板を贔屓して頂いて
いる磯崎さんのWEBページ「伊豆の海」にも情報が掲載されています.

駿河湾に流出した重油は,風により湾奥に運ばれ湾奥の沿岸にも漂着
したようです.この時の油の移動のイメージは,極論すれば,海洋上
に浮かんだ薄い板が風によって吹送されたというのがKanazawaさん
より提言され,事実,油の拡がりと風との関係は概ね上記の要件を充た
していたようです.

参考ページ

磯崎さんのWEBページに掲載されている情報
http://www3.ocn.ne.jp/~izubun/gazou/abura.htm

この掲示板の過去ログ(8月11日頃を参照)
./cgi-bin/bbs/data/archive/ocean02.html


Excelアドイン工房
栗田さん,こんばんわ.
流況解析のソフトは市販されていないようですね,残念ですね.
ところで,潮汐調和常数のカッパーの件,回答ありがとうございます.
カッパーを算出するに当たりグリニッジでの仮想天体の暦を使用する
ので混乱してしまったようです,記憶が.

Excelアドイン工房ですが,いろいろ面白そうなアドインが満載の
ページですね.こういったプログラムをフリーで提供されている作者
には敬意を感じました.GNUやLinuxなどなど,フリーソフトウェア
関連を支えている方々には本当に敬意を感じます.
私の場合,自分自身のことで手一杯です.(^^ゞ


初めまして
初めまして。
私は今、海の環境について調査しています。
去年の夏、静岡県御前崎のあたりで、大量に油が流出しました。
もし、あの事件に関する情報がありましたら、
教えていただきたく思います。
何かと、お手数掛かりますが、どうぞ宜しくお願い致します。


調和分解
たしか、観測現場で仮想天体が南中してからの位相差であっていると思います。
やはり、流況解析プログラムのwindows版はないみたいですね。
でも、いろいろネットで検索しているうちにExcelアドイン工房というホームページ
を見つけました。http://www.jomon.ne.jp/~hayakari/index.html
エクセルで風向風速の統計処理や作図をするというものでかなり使えると
思います。興味がある方は見に行ってみると面白いですよ。


潮汐調和常数
最近,潮汐よりも長い周期の現象ばかり扱っていたので調和常数のこと
をかなり忘れてしまいました.潮位で言うところのHとk(カッパー)の
カッパーって,基準はどうなってましたっけ?

観測現場で仮想天体が南中してからの位相差でしたっけ?
グリニッジ上空で仮想天体が南中してからの位相差でしたっけ?

前者のような気がしますが,自信がないです.


調和解析!
大事なことを忘れていました.調和解析,重要ですね.


Re:流況解析
ここでいってる流況解析って、潮流データの取り込みから調和分解、パワースペクトル
などの一連の潮流解析作業を行うソフトのことでしょうか。
おおっぴらに市販はされているのかな。測量会社で自社製ソフトを使っているところは
結構あるように思うけど。
解析方法については日本水路協会「水路測量技術テキスト 水路測量第二巻」に詳しい
です。すごい読みにくいけど。式の記号が添字なのか変数なのかよく分からなかったり
します。


流況解析
栗田さん,磯崎さん,こんばんわ.
流況解析という言葉は初めて聞きましたが,ベクトル図(スティック
ダイアグラム)や進行ベクトル図やアイソタッチ等々を用いて流動データ
を解析すると言うことでよいでしょうか?ベクトルや時系列を扱うと
言うことですか?
思いつくところではベクトルの出現頻度分布図や流動の運動エネルギー
渦運動エネルギーの計算なども範疇ですね.

まずベクトル図ですが,以前にも書きましたが私の場合,学部生の頃は
先輩が作ったFORTRANプログラムでx-yプロッタを制御して描いた記憶が
あります.しかし,もうやり方などは忘れてしまいました.なぜなら現
在はStanford Graphics 2.1という古い英語版のソフトを使って描いてい
るからです.このソフトは現在,販売されていません.Stanford Graphics
for windows95というのが,ありますがベクトル図に致命的なバグがありま
す.メーカーに報告したらマニュアルの記載内容が変わってグラフの目的を
変えてしまいました.表面上はバグがなくなりましたが我々が欲しいベクトル
図は描けません.よって古い物を使ってます.

以前、この掲示板で話題に上ったベクトル図の書き方や作図ソフトをまとめると
kanazawaさんは、Fortranで描画。うみぼうずさんは、GMTなどを利用している。
だったとおもいます。あとOriginでも描けるということが話されました。
後輩に聞いたところFerretでも描けるようです。Originは高いソフトですが
GMTやFerretは無料ですよね?

次にパワースペクトルに関してですが、私はFortranのサブルーチンを
某研究室から譲り受けて使用しています。エクセルの分析ツールでも
計算できたと思います。ソフトではStatisticaとかいうソフトで計算
できたと思います。

それ以外の作図にはKaleida Graph3.5やNOESYSを利用していますが
計算自体はFORTRANで行います。EOF解析などで固有値計算するときは
aslやssl2といったライブラリを利用しています。

他に何かおすすめのソフトとかありますか?>all


Re:パワースペクトル というか
Windows対応の流況解析プログラムって市販されているのでしょうか?
皆さんの回答を期待。


パワースペクトル
こんにちは、やっと札幌の桜も満開になりました
Windows対応の流速ベクトル、パワースペクトル等
流況解析プログラムの値段はどれくらいなのでしょう


カニ
今日は、博士論文の指導教官が昼に毛ガニを差し入れしてくれました。
小生、カニみそは食わず嫌いですが、勇気を持って食べるとなかなか
でした。黄緑色のは臭みがあるのですが、精子だそうです。オレンジ色
のは卵らしいのですが、臭いもなくおいしかったです。


穴子
三保の内海,折戸湾で穴子を釣ったという知人がいます.
身近なところに穴子がいる物だと感心しました.
折戸は黒鯛が有名ですが,浜名湖の方でドウマンとよばれる
蟹と同じような蟹がいます.食べたら下痢しましたが(^^ゞ


未来への航海
今年は,テレビ放送が始まって50年目ということで,NHKでは
少年たちを船に乗せて海外に研修航海する様です.この番組の
プロローグが5月5日に放送されるそうです.その撮影が,今日
から1週間で行われる東海大学望星丸の海洋科学科,海洋実習3
で行われるそうです.
http://www3.scc.u-tokai.ac.jp/news/tv030505.html


計算ミス
「計算ミス」なんとも虚しい響きだ。
数日かけて、計算および作図した図に、計算ミス、しかも初歩的な。
やり直しです(;。;)。


そうですね(^^);
確かに、仰るとおりです。
風速や海水の流速にも依存します。

言わんとしたことは、海水流動の影響が無視できるかどうかを
吟味しなければならない。その時、空気と海水との密度差が鍵
となるということです。が、kanazawaさんの言うように、風速
や海水の流速も重要ですね。

式の上でも風速や流速は自乗で効いていますね。
密度と形状抵抗係数と流速もしくは風速の自乗の積に比例ですね。


>空気と水の密度は1000倍違うので風もしくは水流に当たる面積がおなじなら
>水流の影響が強く現れます。

なぜ?
風速と流速に依存しないかい?


日本海洋学会秋季大会
秋の学会は,長崎ですよね.カステラ,ちゃんぽん,皿うどん,タイラギ
食欲の秋には,もってこいの場所ですね.唐子明太子も本州よりもおいしい
でしょうね.
博士論文を早々に仕上げて,学会発表をしたいものです.さあ,かんばろう!


こんな話があります
磯崎さん、こんばんわ。
ナンセン採水器でも有名な海洋学者ナンセンは、南極で氷山が風向きと
異なる方向に移動していた事を発見しました。後にエクマンがエクマン
吹送流を提唱して、現象を説明した。これは有名な話です。

昨年度の東海大学大学院海洋科学専攻の修士論文発表会に、オホーツク海
における海上風と海氷(流氷)の関係を人工衛星により捉えた流氷の動き
と海上風データを用いて研究したものがありました。発表者によると初期
にはエクマン輸送が効いてくることを期待したそうです。が、実際には、
重油と同じ、というよりまさしく海面を漂う板そのものですね。ナンセンが
観測したものは氷山なので海水と接する部位が大きいのに対し流氷は、
接する部位は小さいということになります。修士論文発表会でのこの研究
のメインは海上を吹いてきた温かい南風とシベリヤの陸上を吹いてきた冷たい
北風では、どちらの方が、流氷をより風下に流すか?というものでしたが、
南風(暖気移流)の場合、海氷上で放射冷却により安定層が形成され上空の
風から運動エネルギーを得づらい。一方、北風(寒気移流)のときは安定層
は形成されないので風の運動エネルギーを受けやすい。よって南風と北風では
海氷の動きが異なるという結果でした。

前置きが長くなりました。駿河湾の場合、エクマン層の厚さは鉛直渦動粘性係数
を幅広く(オーダーで言うと3桁)見積もって数メートルから十数メートルだった
と思います。カツオノエボシの風船みたいな部分は10cmくらいですよね。
触手はどのくらいか知りませんが30cmくらいとしてもエクマン輸送よりも
エクマン吹送流が効いてくると感じます。風の吹き去る方向の右45度の流れ
です。でも、重油と同じように動くような気もします。どうなんでしょう?

少なくとも風が一日程度以下しか持続しないのであるなら、風下に流される
と考えてよいと思います。

カツオノエボシの体の構造はヨットのように巨大な風船と触手からなってますが
風船部がヨットの帆に対応して触手はキールに対応するのかもしれませんね。
空気と水の密度は1000倍違うので風もしくは水流に当たる面積がおなじなら
水流の影響が強く現れます。カツオノエボシの接水面と空気にさらされている面
の比率がわかると面白いですね。


クラゲはどう動く
中見隆男氏の論文「駿河湾における海水浴場のクラゲ被害と海況との関係についての比較研究」を読みました。
(この方は○海大学の一般教養の教官?)
内容は1996年の夏における駿河湾内の海水浴場でのカツオノエボシの出現について検討したものです。
「黒潮の駿河湾への接岸によってカツオノエボシやギンカクラゲが湾内に補給される、海水浴場での被害は沖から陸に向かって風が吹いたときに起こっていることからクラゲが風で吹き寄せられる」と推論しています。
読みながら昨年のこの掲示板で話題になった「海洋表面の油の動き」を思い出しました。
カツオノエボシは風を受けるような体の構造+海面下に触手が伸びています。
風が吹きつづけた場合、油のように風下に流れるのか、それともエクマン吹送流の影響を受けるのでしょうか。
どちらでしょうか?



興味があります
くりさん、はじめまして。
くりさんは、水産試験場で活躍されていたんですね。水産雑学コラム
が面白いのも頷けます。

ところで、BASICでプログラムされた海面水温のデータ処理に興味を
持ちました。一都三県というと一都三県漁海況速報とも関係があるの
でしょうか?私は常々、一都三県漁海況速報の等温線や黒潮位置の
決定法を知りたいと思ってましたので。最近は人工衛星などの情報が
得られるのですが、昔は大変苦労されたと思います。

くりさんのコラムを読むと、沿岸の24の定点観測にくわえて東京−八丈島
航路の水温テレメトリ、漁船による水温提供などから水温メッシュデータ
を作成しているということのようですがインターポレーションやエクスタ
ポレーションを行っているのですか?

コラムの中にはロランCの事も書いてあって懐かしく感じました。といって
も海洋実習でしか経験してませんが。最近はGPSが主流ですね。確か、GPS
に移行した後も海図が国際版なのと日本固有のもあって紛らわしかったのですよ
ね。東京デイタムンとか。数年前に国際化されたときいてます。


ご訪問ありがとうございました。
掲示板に書き込みを頂きありがとうございました。
小生は、神奈川県水産試験場が最後の職場でした。

専門ではありませんが、海面水温のデータ処理のプログラムをbasicで書いて、一都三県の関係者に共通に使ってもらいました。
その道の方は、小生が誰かは、お分かりになると思います。(?かな)

http://www2s.biglobe.ne.jp/~kurisan/


夜光虫の季節ですね
昨日、海岸を散歩していると夜光虫の赤潮が出てました。少し


まさしく
うみぼうずさん,投稿ありがとう御座います.
時間軸や,その目盛りは矢印の応用で,何とかなると感じました.
ラベルも「マクロを記録」すると座標とかも指定できそうですね.
面倒ですが,時系列を付けることも可能ですね.

Cygwinですが,使っている研究室もあります.またLinux機とWindows機
の両方を使っている(贅沢な?)環境の人もいます.GMTとかFerretと
いったグラフソフトを利用しているようです.

最近,UNIX系のOSが元気良いですね.私がレンタルで借りているWEB
サーバーもFreeBSDですし.


Re:時間軸
えー、出来ると思う。軸線を描くのは矢印の応用になります。
軸ラベルは、例のマクロの記録をつかってテキストボックスに字を記入してみると、

Sub Macro1()
ActiveSheet.Shapes.AddTextbox(msoTextOrientationHorizontal, 93.75, 50.25, 43.5 _
, 23.25).Select
'上で記入位置の座標指定をしている。

Selection.Characters.Text = "1"
'上で記入する文字を指定している。

'以下、装飾のプロパティを指定している。
With Selection.Characters(Start:=1, Length:=1).Font
.Name = "MS Pゴシック"
.FontStyle = "標準"
.Size = 11
.Strikethrough = False
.Superscript = False
.Subscript = False
.OutlineFont = False
.Shadow = False
.Underline = xlUnderlineStyleNone
.ColorIndex = xlAutomatic
End With
End Sub

ちょっと分かりにくいけど、上にコメント入れたようにテキストボックスの
座標指定と文字指定ができますから、これを適当な変数にして、For-Nextで
繰り返せば、ズダダダダとラベルが打ち出されます。
時系列でも、Excelは時間関数やフォーマット関数が豊富なので色々アレン
ジできるでしょう。

ただ、もうそこまでやるなら、専用のプログラムを使った方がいいのでしょうね。
シェアウェアやフリーウェアでもすごいのありますし、あと以前も話題になりま
したCygwinは、難しい設定無しにX window systemが動くようになりましたから、
Unix系のプログラムもそれほど苦労しないで動かせますよ。
私もある提出先を除いてVBAは使っていないのです。

*Cygwinはグラフ作成ソフトではありません。Windows上の擬似(?)Unix環境です。


時間軸
確かに,エクセルで時間軸もかけたら便利ですね.
枠を作って60進法となる目盛りくらいは引けそうですが
時間ラベルを付けるとすると面倒かもしれませんね.


流速ベクトル
うみぼうずさん始めまして栗田と申します
補足説明ありがとうございました。
早速流速ベクトルを書かせてみました。
ベクトルはうまくいったのですが、時系列がないので
今後の課題です。エクセルで流速ベクトルが書けるとは
思いませんでした。ありがとうございました。



日本海洋学会春季大会
日本海洋学会の春季大会が東京水産大学で行われました.

「黒潮系外洋水の進入による相模灘沿岸の急潮」
石戸谷博範・○北出裕二郎・新井清久・松山優治・岩田静夫
この講演が印象的でした.相模灘で急潮が起きる前に,神津島
三宅島の順に水位上昇がみられ,これは黒潮の小さな蛇行に起因
していた.という話ですが,この小さな蛇行の伝播速度が0.2m/s
という報告が興味深かったです.(黒潮前線波動の伝播速度と
同じ!)

またポスターセッション会場では,内浦湾における沿岸環境モニタ
リングによる取得データが紹介されていました.宇野木早苗先生に
勧められて,そのポスター発表を見ました.同会場には,先日この
掲示板で話題になった相模湾でのHFレーダー観測結果を「海の研究」
に発表された日向さんもいらっしゃいました.日向さんと北出さんが
お話ししている間に割り込まさせてもらい,両氏には貴重なお話を,
たくさんしていただけました.例のエクマン輸送による黒潮前線の
移動に関する意見交換や沿岸捕捉波の話もできました.

同会場では懇親会が始まるまでの間,かつて同じ専攻であったり
数学ゼミなどで知り合った面々との再開と近況に関する情報交換
などができました.

懇親会では,今まで直接話したことのないkanazawaさんとお話が
できました.大変貴重なご意見をいただきました.この話は今後
の人生計画や研究計画に大きな影響となるでしょう.その後は,
海洋若手会の皆さんとお酒を飲ませていただきました.

非常に内容の濃い一日でした.


補足説明ありがとうございます
うみぼうずさん、こんばんわ。
エクセルのマクロに関する補足説明ありがとうございます。
ゼロからマクロを作るとなると面倒ですが、うみぼうずさん
に今回紹介戴いた様に「マクロの記録」を用いるとVisual
Basic言語がよく分からなくてもプログラムできそうです。


Re:スティックダイアグラム
うみガエルさん、レスつけといてくれてありがとう。
栗田さんこんにちは。エクセルのマクロで流速ベクトル図を描かせる時、
あんまりデータが多いと描画終了までかなり時間がかかるので気をつけてくださいね。

マクロは私も詳しくないのですが、マクロの記録機能を使って横着しています。
例えば、[ツール]−[マクロ]メニューから[新しいマクロの記録]を選びます。マクロの記録ダイアログ
が出てくるので、マクロに適当な名前を付けてOKボタンを押します。すると、その後作業した内容がマ
クロに記録されます。同じく[マクロ]メニューから[記録終了]を選択すると記録が終わります。例えば
矢印を描くと次のような内容が記録されます。
Sub Macro1
ActiveSheet.Shapes.AddLine(141#, 142.5, 300.75, 204#).Select
Selection.ShapeRange.Line.EndArrowheadStyle = msoArrowheadTriangle
Selection.ShapeRange.Line.EndArrowheadLength = msoArrowheadLengthMedium
Selection.ShapeRange.Line.EndArrowheadWidth = msoArrowheadWidthMedium
Selection.ShapeRange.Flip msoFlipVertical
End Sub
こうして記録された内容をFor〜Nextなどで繰り返し処理したり、プロパティをVBAのヘルプ
を見ながらちまちま変えていって目的のものを作ったりしています。


スティックダイアグラム
流速ベクトル図をエクセルのマクロで描く方法ですが、その方法を紹介した
方は、うみぼうずさんでして。私ではありません。私はFortranと作図ソフト
を多用している関係から、VBやエクセルのマクロは、全く無知に等しいです。
ですので、うみぼうずさんのプログラムをいじって単純な方法を紹介します。
まずマイクロソフトExcelを立ち上げます。「ツール」のなかの「マクロ」を
選びます。さらに「マクロ」を選びます。するとマクロ名を入力できる画面
が出てきますので、適当にたとえばtest1等を入力して「作成(C)」をクリック
します。するとSub test1()とEnd Subで区切られたプログラム編集画面がでます。
その画面に下記のような入力をします。
Sub test1()
x1 = 50
y1 = 50
For i = 1 To 5
x1 = x1 + 10
With Worksheets("x").Cells(i, 1)
x2 = .Value
End With
With Worksheets("y").Cells(i, 1)
y2 = .Value
y2 = y2 * (-1)
End With
Worksheets("Sheet1").Activate
ActiveSheet.Shapes.AddLine(x1, y1, x1 + x2, y1 + y2).Select
Next i
End Sub
このプログラムを保存します。例えばBook1.xlsの名で。
次にBook1.xlsのSheet2をxに名称変更します、Sheet3をyに名称変更します。
シート[x]のセルA1からA5に東西成分の流速値を5個入力します、シート[y]
のセルA1からA5には南北成分流速値を5個入力します。その後、「ツール」の
「マクロ」の「マクロ」をクリックして「test1」というマクロを「実行(R)」
します。すると5データ分のグラフがSheet1に描画されます。この要領で描け
ると思います。データ数を増やすにはプログラムの4行目の数字を変えてくだ
さい。ベクトルの間隔は5行目の10を大きくしたり小さくしたりしてみてくだ
さい。


内部波
栗田さん、こんばんわ。
石狩湾は、かなり深いですね。すると湾内まで日本海固有水が入り込んで
いそうですね。対馬海流(もしくは宗谷海流?)が沿岸境界流として200m
以浅に存在すると考えると、200m層付近に密度躍層が存在するわけですね。
瀬戸雅文氏ですが、Googleでキーワードを 瀬戸雅文 内部波 として検索
したところ、東海大学海洋学部のサーバーにも第25回海洋開発シンポジウム
の目次としてHITしました。発表名は「石狩湾周辺海域における内部波の形成
と湧昇流の発生機構」でした。他にも下記URLに研究概要が紹介されていました。
http://www.fishexp.pref.hokkaido.jp/shikenima/401to450/4100.htm
http://www.nrife.affrc.go.jp/seika/hokkai.htm
これらのページを軽く読んだところ、先に触れた200m付近の躍層に内部波が
発生し、それに伴う湧昇が存在するという内容のようですね。内部波の種類
は具体的には日周および半日周内部潮汐波および120時間周期のモノ、さらに
台風によるイベント的な内部波が紹介されていますね。
この周期帯の内部波となると岸の影響を受けてポアンカレ波やケルビン波と
して考えれそうですね。瀬戸氏はおもにケルビン波タイプの内部波に注目し
海底に人工物を設置することで、強制的に湧昇を誘発できると主張している
ようです。またそれとは別に内部波自体を等密度面の湧昇および沈降として
発表してますね。沿岸湧昇も風による強制内部ケルビン波と言い換えること
ができるので氏の主張もありかなと思いました。
ただ示されている水位などのデータが、どのようなモノなのか等が分からな
いので、WEBページでも紹介されている、海洋開発論文集第13巻や同14巻を
見ないと何ともいえません。気圧補正の有無やフィルターの種類等々、また
結論に至るまでの論述等がWEBページのみでは判断できません。水位データに
関しては潮汐変動成分が残っているので25時間移動平均値なのでしょうか?

要点だけを整理すると瀬戸氏のいう内部波による湧昇流というのは、内部波
の現象論と、内部波が強い層に相当する深度の海底にフラップ状の人工物を
設置すれば、より強い湧昇流(下層の富栄養水の上層への輸送)が誘発でき
るということだと感じました。


湧昇流
うみガエル様
石狩湾の水深は湾口部で800mぐらいです
第28回海洋開発シンポで元道立水試の職員で現在福井大の助教授の
瀬戸雅文氏が石狩湾の湧昇について発表しています。
ところで、去年の12月にエクセルで流速ベクトルを書かせる方法を
紹介していますが、もう少し詳しく教えていただけないでしょうか
私はマクロの勉強を始めたばかりなので、よろしくお願いいたします
私は東海大海洋学部水産の卒業です。もう清水には10年近く行っていませんが
変わったのでしょうね


石狩湾
栗田さん、石狩湾沖合も日本海ですよね。「Re:湧昇流」のなかで
日本海固有水が重要と言いましたが、すこし不安です。詳しく知ら
ないもので(^^ゞ。少なくとも津軽暖流(沿岸境界流)の一部が
沿岸近くの200m以浅にあって、その下の層は、日本海固有水が有る
とイメージしてます、私は。ところで石狩湾の深さはどのくらいな
んだろう?


続 数値フィルター
ハニング窓やハミング窓を利用した,ローパスフィルターを試してますが
窓関数の総和が1じゃないので,単純に1/窓幅だとダメですね(^^ゞ.
窓幅ごとに係数を計算しないとダメですね.ところで,窓幅と同じ周期以下
の変動が落ちるのであろうか?フィルター係数を計算したらフーリエ変換し
て周波数応答を確かめた方がいいですね.

ButterworthやComplex demodulationもかじり始めました.


WatcomのFortran
最近知ったのですが,WatcomのFortranってオープンソースになったん
ですね.十数万円もしていたのに...
http://www.openwatcom.org/
ここから,ダウンロードとかできるようです.


Re:湧昇流
栗田さん、はじめまして。
石狩湾でも海洋深層水関連の調査が行われているのですか。知りませんでした。
海洋深層水というと高知県や沖縄県が先行して開発を進めていますね。駿河湾
でも海洋深層水の取水がはじまり製品化もされつつあります。

この様な背景での湧昇流に関しては、ブロッカーのコンベアベルトの模式図など
が良く引用されているのを見かけます。海洋深層水というのは海洋学的意味合い
と商品としての意味合いの間で、かなりの差があります。商品としての海洋深層
水は光の届かない補償深度以深の海水を指す様です。深度にしておよそ200mが基
準となります。学問的には数千m深の水が深層水ですので矛盾が出てきます。その
帳尻あわせに良く利用されているのがブロッカーのコンベアベルト(Broecker, 1989)
です。海洋には、大きく分けて2種類の海水循環があるといわれています。亜熱帯循環
などに代表される風成循環とブロッカーのコンベアベルトに代表される熱塩循環です。
熱塩循環ではグリーンランド沖合いで表層水が沈み込み海底を這うように大西洋を
南下します、その後、南極付近で再冷却された水が日本付近に向かって太平洋底を
北上して日本南方で湧昇してきます。この期間は2000年と言われてます。換言すれば
学問的深層水は日本南岸付近で湧昇している。こうなれば、200mの水であっても
深層水が混じったものであると主張できるわけです。この様な論法が多々使われてます。

栗田さんの意図するところの湧昇流が上記のようなものであるのでしたら、ブロッカー
のコンベアベルトの引用をお勧めします。原本はOceanus 32巻です。東京大学出版
の「海と地球環境」や日本実業出版社の「入門ビジュアルサイエンス 海洋のしくみ」
なども引用してます。
しかし石狩湾となると日本海固有水等との関係のほうが重要かもしれませんね。

海洋深層水と離れて、湧昇流に関して考えると、有名なところでは沿岸湧昇と
赤道湧昇というものがあります。どちらも連吹する風と地球の回転の効果によっ
てもたらされた発散により湧昇流が発生します。たとえば赤道湧昇の場合、
東偏の貿易風によって赤道を境に、北側の表層水は北側にエクマン輸送されます。
南側の水は南側にエクマン輸送されます。すると赤道表層では発散がおきます。
それにより赤道では下層から海水が湧昇してきます。
沿岸湧昇の場合には、北半球と南半球では沿岸湧昇を引き起こす風の向きが逆と
なります。北半球の場合、岸を左手に見て風が慣性日以上(数日)連吹すると
表面の海水が沖合いにエクマン輸送により運ばれて発散が起きます。それによって
下層から海水が湧昇してきます。風が吹いている間は、湧昇域は維持されます。
風が止むと、湧昇によって上昇してきた内部境界面が自由内部ケルビン波として
岸を右手に見ながら湧昇域が伝播もしくは移動します。この点で沿岸湧昇は内部波
と関係がありますが、原因の多くとはいえません。局地的に沿岸湧昇が起きる風
が吹かなくても遠隔地で起きた湧昇が内部波で伝播してくることはありますが。。
多くの場合は局地風によって引き起こされることが多いと思います。

この様な湧昇の引用でしたら、吉田耕造(1978):湧昇流研究の展望.沿岸海洋研究
ノート,15.や東海大学出版会の「沿岸の海洋物理学」がおすすめです。

変り種の湧昇流としては黒潮前線渦によるものや、風系によるエクマンポンピング
や、海底エクマン層と海流によるものや、海流が洗う島影などでも確認されます。


数値フィルターについて
私は、海洋観測データに数値フィルターを施す場合に、タイドキラーフィルター
や移動平均を好く使っています。窓幅が長ければ長いほどフィルター特性は向上
しますが、データの最初と最後の欠損も大きくなります。

電機大出版から出ている「ビギナーズ デジタルフィルタ」には、最初に理想的
なフィルター係数を決めてから、フィルター係数にハミング窓を使用して、それ
をフーリエ変換してフィルターの周波数応答を確かめながらフィルターの窓幅な
どを調整してローパスフィルターなどを作成する方法がありますが、特性の良い
ものを作ろうとするとどうしても窓幅が長くなってしまい、データの欠損が気に
なります。この方法は換言するなら周波数領域でハミング窓を使う例です。

窓幅を短くするには、時間領域でのハミング・ハニング窓の使用である、ハミング
およびハニングフィルターがよいのでは?とも思えてきます。この場合、フィルタ
特性に関しては、すこし目をつぶるということになります。私はまだ、この様な
通常のハニング窓を使用したことが無いのですが、いかがなものでしょうか?
実際に使用している方の意見が聞きたいです。

この他には、移動平均の両端の係数を0.5倍して使用する修正方形窓というのも
たまに使ってます。皆さんは移動平均の他には、どのようなフィルターを使って
ますか?


湧昇流
はじめまして栗田といいます
私は札幌に住んでいて仕事上、海洋調査に携わっております
今、石狩湾でも海洋深層水のことでかなりの調査が行われて
いますが湧昇流が起こる原因としては内部波によるものが
大きいのでしょうか?いい文献があったら教えてください。


黒潮上の強風域
先日,ある気象の専門家と話す機会がありました.
例の黒潮の上は強風という論文に関しても話しました.
その人の考えでは,黒潮域は高水温なので低気圧となり
沿岸域から風が吹き込むのと,海面で温められた空気が
対流を起こし,u'やv'に相当する,極論すれば乱流を
人工衛星が捕らえたのではないか?という仮説をたてていました.

いろいろな考え方があるものですね.


エクマン輸送による黒潮前線の離接岸
磯崎さん,こんにちわ.
私も先ほど,日向ら(2003)を軽く読んでみました.結論に行くまでの過程は
違うのですが,私も風によって黒潮前線が影響を受けるというアイディアを
あたためていました.その点で,この論文の内容は興味深いものと感じまし
た.またEOFをフィルター的に用いている点も斬新さを感じました.HF
レーダーがノイズを拾いやすいという点をカバーできるんですね.

NOAAの熱赤外画像と城ヶ島沖の海上風から黒潮前線の離接岸を説明して
ますが,この前提として東北大学の川村先生による水温決定法がものをいって
いるのでしょう.我々がJAIDASデータを使う場合は,雲除去や数日間の
コンポジットは困難となります.無理やりやると海面水温が更に不定となります.
コンポジットしなくても海面水温の決定は困難です.このような理由から,
黒潮前線もしくは黒潮暖水舌が,エクマン輸送によって風と同様な周期変動を
持つということを証明するのに衛星画像を用いるというアイディアは浮かびませ
んでした.

磯崎さんの,言うように城ヶ島沖と伊豆半島東岸の風が傾向的にも異なっていると
なると問題ですね.大島の風も参考にするとよいと思います.また日向さんも,
指摘しているように黒潮前線波動や沿岸補足波との関係も今後,議論して行きたい
ですね.


読みましたが・・・
「海の研究」の日向論文読みました。
興味深い内容でしたが、1点だけ首肯しがたいところがあります。
それは、風によるエクマン輸送で黒潮前線が離接岸すると考察している点です。
本当かなと拙HPの記述と比較したら、北東風、南西風の卓越する期間が異なっています。
城ヶ島沖と伊豆の東岸では異なっているのかもしれません。
近いところ(石廊崎や大島)のデータを用いたほうが良かったのでは。
それと、冬なので南西風ではなくて西風ではないか。
また、1例の比較ではなくて、もっと多くの検証が必要と思いました。


相模湾のHFレーダー
昨年末,この掲示板で話題になった相模湾のHFレーダー観測に関してです.
日本海洋学会の「海の研究」第12巻 第2号(2003年3月)の167
から184ページに(日向ほか, 2003)として掲載されています.

./cgi-bin/bbs/data/archive/ocean02.html


風向も知りたいですね
地球フロンティアの広報ページの図1
http://www.jamstec.go.jp/frsgc/jp/press/021226/fig1.gif
の下矢印の海域では,低水温のところで風速が小さくなって
いることが分かりますが,かといって,それすなわち低水温の場所が
海上風が弱く,高水温の場所は風が強いという確証には成り得ないですね.

kanazawaさんが言うように温度風を考えるなら,境界以外の場所ですから,
べつに風速が小さくてもおかしくはないですね.

一方,低水温の海域のスケールから考えるとロスビー数が大きく,
地衡風近似ができないので図2
http://www.jamstec.go.jp/frsgc/jp/press/021226/fig2.gif
のように黒潮前線と直交する風がイメージされます.

しかしkanazawaさんが感じるように,黒潮と沿岸水との境界付近に
風速の大きい場所が相当しているなら,スケールが数千kmなので
ロスビー数は小さくなり,地衡風としての近似ができるので温度風
も,ありかな?とおもいます.

要は,現象のスケールによってはコリオリ力が効いてきて温度風を
形成すると思いますが,スケールが小さい現象ならば密度流的な
運動となり,私が以前に書き込んだように高気圧から低気圧への
吹き込みが主体となると思われます.ただ,どちらにせよ境界部が
風速の最大になるので,「高温部で強風,低温部で弱風」とは言え
ませんね.

卓越風の大きさだけではなく向きも分かれば議論しやすいですね.


thermal windじゃないの?
ちょっと修正..

上昇気流のためかなぁ?

単純に考えて、
水温の境目には、同じように気温の境目も出来るからじゃありませんか?

後はthermal windの理屈で、境界面に対して平行に風が吹くだけじゃないでしょうか?
http://www-das.uwyo.edu/~geerts/cwx/notes/chap12/thermal_wind.html

しかし地球フロンティアの説明文では、
「温かい海の上では風が強く、冷たい海では風が弱い」
...と記述している。
文章通りだとするとthermal windではない?

そもそも、下の図が理解出来ません。
http://www.jamstec.go.jp/frsgc/jp/press/021226/fig2.gif

へたくそな図ですね。
「黒潮が風に与える影響の模式図」と言われても、
この図を見る限りでは何を模式化したものなのかさっぱりわかりません(少なくとも私には...)。

ついでながら、図1の方も、
一般の人を対象としたHPとは言え、ちょっと説明不足という気がしますね。

私には温度が高いところでは風が強く、低いところは風が弱い...
という具合には見えてきません。
やっぱり水温の境界面に関係がありそうに思えてきます。


黒潮前線と黒潮流軸
ふと思ったのですが,黒潮の流れの最も強い場所(流線)すなわち
黒潮流軸の位置は,200m層の15℃等温線で定義するのが一般的です.
鉛直構造から見た場合,水温水平勾配が大きいところを黒潮が流れて
いるとは言えます.
しかし表面水温で見ると水温水平勾配が最も大きい場所は黒潮流軸で
はなく黒潮前線ですよね.すると前回の書き込みの最後の方の議論は
おかしいですね.


海面水温と海上風の関係
まだ今回発表された論文を読んでいないので詳しいことは分かりませんが,
従来は海面水温が低いと強い海上風が存在すると考えられていたのに対して,
黒潮のような高温域が強風である観測結果が出てきたところに,この論文の
面白さがあるようです.

従来考えられていたような海面水温と海上風強度の負の相関関係や,今回
明らかになった正の相関関係に関しては,一時的に議論を停止します.

このような先入観や常識などを頭から排除して,海面水温の水平分布と
海上風の関係を考えてみます.海面水温が比較的高い場所では,上昇気流
が発生して低気圧になると考えられます.一方で,海面水温が低い場所で
は高気圧となります.すると低水温の海域から高水温の海域に向けて風が
吹くと想像できます.よって海上風がもっとも強い場所は,海面水温が
低い海域と高い海域の境目(水平水温勾配が最も大きな所)になると思わ
れます.

これと黒潮が水温勾配の最も大きな場所を流れているのと関係している
ような気がします.どうなんでしょうね?ただ,上記のような議論が成立
するには空間スケールなどの条件も必要になるでしょうし,海面熱収支
等の議論も入ってきて複雑になることが予想できます.


黒潮と風
下記のHPに「黒潮が日本周辺の気候へ与える影響を衛星観測データから発見」ということで概略が載ってますね。
ところで、なぜ温かい海の上では風が強く、冷たい海では風が弱くなるのですか?

http://www.jamstec.go.jp/frsgc/jp/press/021226/index.html


タイトル
黒潮などの高水温海域上空の風速が周辺よりも強くなるという
報告は下記の学術誌に掲載されるようです.

Geophysical Research Letters
タイトル:Bathymetric effect on the winter sea surface temperature
and climate of the Yellow and East China Seas
著者:Shang-Ping Xie, Jan Hafner, Youichi Tanimoto, W. Timothy Liu,
Hiroki Tokinaga, Haiming Xu
掲載巻数,ページ:Vol. 29, No. 24, 2228

Journal of Climate
タイトル:Co-Cariations of Sea Surface Temperature and Wind over
the Kuroshio and its Extension: Evidence for Ocean-to-Atmospheric
Feedback
著者:Masami Nonaka and Shang-Ping Xie
掲載巻数:Vol. 16


黒潮の上は強風!?
地球フロンティア研究システムの研究グループが
人工衛星による観測結果から,黒潮上では海上風
が強化されていることを発見したようですね.


今回の黒潮接岸
無料メールマガジン「海の関係者」の記事で知ったのですが,
海上保安庁海洋情報部(旧水路部)が1月10日に急潮情報を
出してますね.この掲示板で議論してきた急潮とは種類が
違うもので,黒潮自体が新島や御蔵島付近を流れているので
気をつけてくださいということのようです.この急潮情報は
1月15日にも再度,発令されているようです.


凄いですね
一都三県漁海況速報は、良く見ているのですが
これ程までに石廊崎沖で接岸しているのを見るのは
初めてです。前回の急潮によって両湾の密度構造が
どうなっているかにもよりますが、強い急潮が発生
するかもしれませんね。
湾内水と波及暖水との間に、温度差があるほど強い
流れが沿岸で起きるようです。ですから前回の急潮
の名残で湾内水が暖かければ強い急潮にはならない
ということです。


再び急潮注意
うみガエルさんへ
>被害がある場合はどのようなことが起きるのでしょうか?
やはり、定置網ごと流失というのが大きな被害です。11月25日の西倉沢漁場がこの例です。
小さな被害では網の一部が破けるとか、錨が移動するとかがあります。
急潮に被害防止については、神奈川水産総合研究所相模湾試験場の石戸谷さんが研究を行っており、指針を作成しています。

>張り立て、というのはどの様なことでしょうか?
定置網の海の中に設置を張り立てといいます。

−−−−本日の一都三県情報を見てください。
−−−−石廊崎に黒潮が突っかけており、駿河・相模両湾とも、再び急潮の恐れがあります。
−−−−注意してください!!


ところで
被害がなくてよかったです。
被害がある場合はどのようなことが起きるのでしょうか?
昔の話では、定置網ごと流去してしまったとか聞きます。
最近では、ロープや網が細くても強度が得られるので被害が
少ないと聞いてます。最近、起きうる被害とはどういうものか
知りたいです。

張り立て、というのはどの様なことでしょうか?


被害はないようです
今回の暖水の流入に際して、駿河湾では大型定置は張り立てがなく、急潮の被害はありませんでした。
相模湾でも今のところ、爆発的な流入ではないようで、皆操業をしているようです。


急潮の予報
磯崎さん,こんばんわ.
もう少し早い時点で急潮が予報できると良いですね.


Re:暖水波及
うみガエルさん
暖水流入がわかる見事な画像ですね。
至急、この急潮情報を各漁場に伝えなければと思います。


暖水波及
磯崎さん,こんにちわ.
駿河湾と相模湾に暖水波及があったようですね.
下図はJAIDASデータを元に描いた駿河湾と相模湾周辺海域の
人工衛星熱赤外画像(NOAA-17)です.
磯崎さんの書き込みがあった1月2日には伊豆半島南西岸に
暖水が衝突しているのと,大島西水道から相模湾へ暖水が
流入している様子がわかります.1月4日(今日)の画像を
見ると駿河湾では暖水が伊豆半島西岸に沿って湾奥まで達
している事がわかります.相模湾では暖水の先端が三浦半島
および房総半島に波及している様子がわかります.
おそらく両湾沿岸では急潮が起きていると思われます.
被害が出ないことを祈ります.


謹賀新年 急潮心配です
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

年末年始の休みで情報が少ないのですが、黒潮系の暖水がまた駿河・相模湾に流入しているようです。
急潮が心配です。


謹賀新年
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。



1999年過去ログ 2000年過去ログ 2001年過去ログ 2002年過去ログ ホームに戻る