「うみガエル」のクルマ哲学

思い出深いロードスターの写真
ユーノスロードスター
父から数日間,拝借した32R
スカイラインGT−

ジムカーナ活動の紹介(第一期第二期

みガエルはドライブが好きで,学部生の頃は「ユーノス ロードスター」に乗っていました.そんなある日,夜景を見に行った帰りに走り屋の車に無理矢理,道を譲らされました.はっきり言って走り屋のマナーの悪さに憤慨しました,怖かった,そんな複雑な感情を抱きました.

もともとカーレースとか好きでしたので有名なドライバーの書いた本なども良く読んでいましたが,その中のある記述の意味が,この時やっと理解できました.本当の走り好きとは...その様な表題だったと記憶しています.そこには日本一速い男と呼ばれていた某一流ドライバーのメッセージが詰まっていました.一般のドライバーに恐怖心を抱かさせたり,走行の妨げになるのはレベルの低い走り屋である!その後,日本人初のF1ドライバーや日本人初のパリダカ・ラリーレイド優勝ドライバーやドリキン,そして通称ガンさんの書いた著書に出会うにつれて,僕の中の走り屋像は激変していきました.本当の走り屋になりたいなーって.例の走り屋達に一泡吹かせてやろう!という初期にあった走り屋への憎悪はタイヤの残り溝とともに消えていきました.速く,安全に,たのしく・・・.数年間の走り屋および「参加する」モータースポーツを経て現在は「ソーシャル・ドライバー」というものをやっています.

モータースポーツで出会った人たちは,大学で会う人々同様に魅力に溢れた人々で,僕の良き理解者です.峠の走り屋を卒業してからは,ジムカーナというモータースポーツを楽しみました.「ジムカーナというのは,専用のジムカーナ場やカートコースや大きな舗装された広場などで行われる競技です.競技車両は一般市販車や市販車ベースの改造車や自作マシーンまで幅広いです.ナンバープレート付きの競技車もありです.」一通り車をかじってみた感想は,お金がもの凄く掛かると言うことと世間の偏見が凄いと言うことです.

前出の走り屋の中にはレベルの低さ(技術的にも人間的にも)から,峠で一般の車を煽ったりセンターラインを割って走るものが居ます.その印象が世間の人々に浸透しているためと思います.またマスコミがF−1ドライバーを紹介するときに「命知らず」みたいなキャッチコピーを過去に使っていたので,レースには繊細さよりも度胸が必要と思いこんでいる人が多いです.車はアクセルさえ怖がらずに踏めば速いと信じている人もいます.理科の基礎的な知識と謙虚な気持ちさえ持っていれば,モータースポーツは度胸の世界ではなく繊細な自己コントロールの世界と分かるのに残念です.

車は1000Kgを越える鉄の塊です.その車はアクセルさえ踏めば,簡単に高速に達します,その慣性から車はまっすぐに進みたがっているのをハンドル操作で無理矢理曲げて居るんです.単純に反射神経に頼ってハンドルを切れば曲がるというようなものではないです.タイヤのグリップの限界を把握した上で,垂直抗力を架けていけばタイヤの摩擦力を増やせます.逆に垂直抗力を増やしていってもタイヤの限界を超えれば,静止摩擦力と運動摩擦力の差で車はコントロールを失います.

この様なものを最大限に引き出すのがレーシングドライバーです.車の姿勢を制御することで4輪それぞれの垂直抗力すなわち荷重を調整して,それらの相対的なグリップ差を形成することで,鉄の塊を慣性ドリフトに持ち込んだりするのです.面白いことに車の速度が増す毎にレーシングドライバーの動作はゆっくりと成っていきます.アクセル・ブレーキによるピッチングコントロール然り…細かい世界です.極端な話しハンドルを切れば車が曲がるという,常識は通用しません.


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