「海−自然と文化」東海大学紀要海洋学部 第3 巻 第2 号 (2005)
Journal of the school of marine science and tecnorogt, vol.3 no.2, 2005

駿河湾における音響散乱体の時空間変動
―係留式ADCP でプランクトンの挙動を観測する試み―
(Time-Space variability of acoustic backscatter from plankton in the Suruga bay)

勝間田高明 (Takaaki Katsumata)



要旨
駿河湾口東部で係留式上向きADCP を用いた流動観測を行っている.駿河湾におけ る動物プランクトンの時空間変動を把握する目的でADCP により得られた散乱強度デ ータを解析した.その結果,散乱強度は表層で大きく下層で小さい鉛直分布を持ち, 春と秋に急激に増大した.音響散乱体は顕著な日周変動を持ち,夜間に表層に集中 的に分布することが分かった.さらに音響散乱体は日の出と共に下降し,日の入りと共 に上昇する.これは動物プランクトンの日周鉛直運動と考えられる.また動物プランクト ンは春と秋に増加する季節変動を持っていた.

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